過去雑記


 トップページにアップしていた雑記の過去ログです。

2月3日(火)
 節分とはまったく関係ないのですが、ラジオをやりました。たぶん第9海です。

 →御茶林研究所ラジオ 第9海(約12MB/MP3)

 ある方から「茶林の真面目な話を聞きたい」的なことを言われたので、乗ってみました。私はいつも真面目ですよ!
 ダウンロード期間はいつもどおり一週間程度です。どうぞお楽しみください。


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1月6日(火)
 新年明けましてめでたい方もそうでない方もいらっしゃるでしょうが、ともかくもこの年を迎えられてよかった。本年もよろしくお願いいたします。

 今年も年賀小説を用意しました。楽しんでいただけましたら幸いです。
 →年賀小説「本性剣 毛刈り」を読みに行く


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12月31日(水)
 大晦日だよ!&久々の御茶研更新だよ!
 毎年恒例となって参りましたが、今年も、この一年間における全仕事を振り返ってみたいと思います。


無謀剣 蹄
 4年目に突入した今年の年賀小説。このSF時代劇シリーズではじめるのも恒例となって参りました。

大風呂式
 本年一発目のショートショート。確か即興でお題を募集して書いたのであったはず。風呂敷は畳まないためにある。

ニヒャク人
 200文字コンテストに参加するぞという気持ちを込めて書いた201字小説。

いっぱいがおっぱい
鬼嫁
 200文字コンテスト出品作。他にも確か3本くらい出しました。

谷間の理由
 第二回犯罪が出てこないミステリー大賞参加作品。久々に女性陣からおっぱいお叱りをいただきましてビクンビクンできました。

ハンザイ氏
 第二回犯罪が出てこないミステリー大賞用に書いたけど投稿しなかった一本。出来栄えはかなり気に入っている。

飛石センキュー
メイキング
黄金の味
さつき病
 黄金週間怒りの4連投。まとめて読むとじわじわ来るのでまとめて読めばいいと思います。

異常起床
 どういう経緯でこれを書いたのだったか思い出せない。

なにもかえない
 中小店舗や個人商店が駆逐され、大型店舗とチェーン店だけが存在するようになった社会。だが変化はそれだけにとどまらず、次は拡大するオンライン商店が実在店舗を駆逐しはじめていた。一極化の進んだ世界を描く、社会学フィクション。
 あなたのSFコンテスト出品作品。
 SFコンテストへの参加ということで、本当に何年振りかという勢いでおふざけ抜きのガチなSFを書きました。内容的にもかなり原点回帰した感じの、この長さの短編としては茶林史上最高傑作といえるものができたのではないかと思います。
 もともとこちら寄りの作風だったなんて今さら誰も信じてくれない。

スイカ・Fカップ
 緑乃帝國はあなたのSFコンテストを応援していました。

パンプキン詐欺
 この掌編を招夏さんの息子さんに捧げます。

えびせん
 軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚。
 昨年4月より連載を続けていた本作も、今年12月、遂に完結を迎えました。連載中ずっと追いかけてくださっていた方、コメントをくださった方、どうもありがとうございました。これが書けてよかった。


 というわけで、今年は例年になく大漁でありました。本当によく、これだけ書いたなあ……。
 3つもの企画に参加したことが、大きかったと思います。近頃は機会がないともう書こうという気がそもそも起こらないので、参加しようぜと誘っていただいた方々には本当に感謝。
 来年の活動がどうなるかはわかりませんが、共同ゲーム制作の方も佳境に入っているし、連載もないしということで、今年に比べればかなりの減力投稿になるのではないかと思います。
 とはいえ面白そうな企画があったらまた参加したり、何か思いついたら悪乗りで書いたりするとは思うので、その際にはまた読みに来ていただければ嬉しく思います。
 新年はまた今年も年賀小説をご用意しておりますので、そちらでお会いいたしましょう。
 今年一年どうもありがとうございました。よいお年を。


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12月9日(火)
 1年8か月に渡り連載を続けておりました、軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚「えびせん」が完結いたしました。
 これもひとえに、連載中様々な感想やコメントをお寄せくださった皆様のおかげです。どうもありがとうございました。

 完結記念として久々にラジオをやりました。長編を書くことについて語ったりなんかしております。よろしかったらこちらもどうぞ。ダウンロード可能期間は12月16日までです。
 →御茶林研究所ラジオ たぶん第7海

 ご愛読、誠にありがとうございました。茶林先生の次回作にご期待ください。


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12月2日(火)
 年末侵攻ですので何とも言えませぬが、実生活にトラブル等がなければ、軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚「えびせん」は来週完結いたします。
 約一年八カ月にも渡る連載になってしまいましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。


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10月14日(火)
 タイ・フーイッカ(挨拶)。

 さて近頃この雑記の筆が進まなくて何でだろうと思っていたのですが、ネタをtwitterで放出しているからなのだと気付いた。
 そろそろこの雑記からの卒業も近づいているのかもしれません。
 まあこの御茶研も今では過去作品の倉庫と化しておるわけなんであんまり続けている価値もなくなってきている気はするのでありますが、何か別の使い道を考えた方がいいのかなあ、とか思っております。
 空想科学祭やらの企画に参加するために小説家になろうのアカウントを取ったはずが、今やあちらがメインになっておりますからね。やはり反応、リアクションがたくさんもらえる場所に移っていくのはいたしかたない面もあろうかと思っています。
 そんなわけで、こちらの有効な活用方法も少し考えてみる所存。


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10月7日(火)
 5月5日より開催されておりましたあなたのSFコンテストが閉幕いたしました。
 私の参加作なにもかえないを読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。感想コメントもたくさんいただけて嬉しい限りです。
 運営の小伏史央さん、運営お疲れ様でした&本当にありがとうございました。有意義な四か月だった。

 さて、企画は閉幕したのですが、実はまだ、企画参加作を読んでおる段階です。参加作が多すぎて期間内に読めなかったわけですね! 俺はまだ登りはじめたばかりだぜ。この長いあなたのSFコン坂をよ……!

庭園 / 俊衛門
 空想科学祭FINALにおいてアクション部門でしのぎを削り合った俊衛門さんの参加作です。そういえば本企画ではお互い派手なアクションなしでしたね。
 地表が汚染された地球に残された人類は建設されたドームにこもり、何とか生き延びていた。それから年月は過ぎ、最後の守りであるドームは老朽化し、終焉の日は近付きつつあった。そこに至ってついに人類は、他の星への移住を決定するのだが。
 タイトルにもなっている庭園は、ドーム内において唯一、ドームの外の景色を垣間見ることができる施設。その施設で、ドームに残ることを決めた男と、移住が決定されている女は出会う。
 ふたりを繋いだのは音だった。音。空想科学祭FINAL出品作「雪火野」においても、やはりこの音というものが重要な役割を果たしていた。
 筋に捻りのある小説ではない。読者が胸に抱いたとおりの。予感をした通りの道すじを、物語はたどってゆく。それらはすべて示され、そしてその通りに収れんしてゆく。これはそういう小説だ。
 だがそこに連なる様々な感情がハーモニーを成して、音と共に我々に伝わってくる。そういう小説でもある。
 滅びを描いた小説は本企画内に数多あったが、その中でも本作はひとつの完成系を成しているといえるかもしれない。ぜひ多くの方に読んで欲しいと思う。
 これが読めてよかった。


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9月30日(火)
 あなたのSFコンテスト最・終・日!
 みんな、参加作は読めたかな! 私はまだ一部読めてないのが残ってるよ! 仕方ないよね!
 ところでみんな、私の参加作なにもかえないは読んでくれたかな! この記事を見た人は、他のは読んでなくても私のだけは読んでください! さもないと呪いでおっぱいのカップサイズが一つ上がります! よろしくね!

 ……冗談はさておき。会期は間もなく終了でありますが、多少の贔屓目はあるにしても、企画に関係なく素晴らしいと思える投稿作が目白押しでした。
 まあこういうこと書くとだいたいリップサービスだと思われるんだけど。そうじゃないよ、って伝えるにはどうしたらいいんだろうな。たぶんここまでで本企画のことを知った人というのはそこそこの数がいるとは思うのだけれども、そこで興味が向くかどうかはその人次第なのだよね。
 過去雑記にて参加作のいくつかを紹介しているので、よろしかったらまずはそちらを読んでみてください。それで興味を持ったのがあったら、ぜひ読みに行ってみてくださいな。
 私にできることは、ここまでだ。

 あなたの世界を広げることができるのは、あなただけだ。


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9月23日(火)
 第8回目と思われるあなたのSFコンテストの紹介ですよ。
 各部門の投票は今月末までです。拙作なにもかえないもどうぞよろしくお願いいたします。

GO HOME TO HOME / 早海徒雪
 すごいものを読んだ。
 とある宇宙ステーションを舞台としたお話。
 階層化された宇宙ステーション内部で、最下層の住人として作業に従事するユウ。友人のケイと共にそこで一生を過ごし、死んでいくはずだった。だがあるとき、そのサイクルから脱するかもしれない機会が訪れる。
 よいSFというのは大抵、その世界構造が主題や根幹に大きく関わり、有機的に結びついているものだけれども、本作もその例に漏れない、素晴らしいものでした。
 階層化された宇宙ステーションという舞台。そして、それが成立するに至った経緯。それらのすべてが一つとなって、ラストに収れんしてゆく。そんな筋の通った小説でありました。
 何より素晴らしかったのが、作中に含まれている、希望と諦観のバランス。諦めの中に含まれていたただ一筋の希望が、先へと続く(かもしれない)道すじをつくる。その経緯の語りが、とてもとても、素晴らしかった。
 ぜひとも多くの人に読まれて欲しい。そんな小説でした。

 会期も残り一週間です。最期まで楽しみましょう。


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9月16日(火)
 おっぱいだけで3kgとかあってもいいじゃない。茶林です。

 第7回目くらいになるあなたのSFコンテストの紹介を、今週もやります。やりますよ。

醜い私の子 / 森都いずみ
 これはよいショートショート!
 ネタバレになるし短いのであんまり内容の説明はできませんが、冒頭部分と後半のギャップが素晴らしい。そしてこのアイデアよ。
 そして根底に流れている、この投げっぱなし感。好きだなあ、こういうの。
 気楽に読める一本なので、ぜひ気楽に読んでみてください。お薦め。

それは薄くスライスした牛肉と野菜などを浅い鉄鍋で焼いたり煮たりする料理。 / M's Works
 これは面白かった。
 基本的に日常系ストーリーで、冒頭も大学生の主人公の日常がずっと描かれるんだけど。あるとき主人公は気付く。この世界から、あるものが消えていることに。
 それはなくても生きていくにはまったく支障がないものだったのだけど。それに気付いた主人公は。
 とにかく中心の三人による会話と、主人公の関わり方が、すごくいい。何というか、ただ読んでいるだけで読んでいることを楽しめる。そういう小説でした。
 また様々なケレン味と小ネタにも溢れていて、副題がなぜにドリカムとか色々ツッコミながら読むのもまた楽しかろうとも思います。

フルサトRadio / たびー
 大災害が起こり、各地に人の住めない地域が発生した世界。その世界において、人が退避したあとにも残り続け、作業を続けるロボットたちを描いたお話。
 いわゆる「ふるさと」を喪失したあとの人々を描いた物語に分類される小説であろうと思われます。この手のお話は悲劇やメロドラマに容易く通ずるものがあってすぐにそういう構造にされてしまいがちなのだけれども、本作ではでき得る限り過剰な感情を排し、淡々と情景を描き、繋げることでドラマを綴ろうと試みている。
 コメントがし辛いのは、本作がどうにも、ある事象と結び付けて想起されてしまう点だ。作中で触れられているわけではないのでこれは読者の側の問題であろうとは思うのだけれども、それでもやはり、切り離して読む、ということは難しいだろうし、作者さん自身がどちらの意図でもってして読んでもらいたいと思いこれを書いたのかは、想像するしかないけれども。  ただあとがきを読んだ限りでは、切り離して書いたものではない、と判断せざるを得ない。ので、仮託して読むのが正しいのだろう。
 どちらがよかったとは言い難いけれども、切り離したものとしてこれを読みたかった、という思いは私の中にある。そうすればきっと、様々な印象は変わっただろう。だがこれもやはり読者である私の側の問題であろうとは思う。
 感情移入力(といっていいのか)の高い小説ではあろうと思う。だからこそ、心に一つ客観的な視点をおいて読むのが、いいのかもしれない。ともかくも、多くの方に触れていただきたい一作ではあります。

 今週はこんなところで。会期も残り半月ですが、まだ掌編しか読めてないんだぜ……。やばい。
 みんながんばれ。私もがんばれ。


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9月9日(火)
 おっぱい聖人になりたい。茶林です。

 さて、現在粛々と読んでいるあなたのSFコンテストの紹介を、今週もやりますよ。

骨董機械少女−アンティーク・マシンドール / 天崎 剣
 機械人形(マシンドール)と呼ばれるアンドロイドが生活に根付いた近未来を描いた長編小説。
 アンドロイドが登場する小説は本企画の中でも多いけれども、それが実生活の中でどのように運営されているかを描いているのは現在のところ本作だけの気がする。
 生活用アンドロイドを消費材とそうでない部分の中間あたり、いわば生活に役立つペット辺りの位置において、そこから発生するであろう様々な問題を丁寧に描いている。この辺りの思考実験とリアリティが見事だと思う。
 もう一つは、この機械人形に愛情を注ぎすぎた主人公である三笠慶一朗の、子どもの世界から大人の世界へ移り変わるあわい、境目を描いたものであること。上記のものとあわせ、この曖昧な境目を描くということを本作は丁寧に丁寧にやっている。
 派手さはないけれども心配りの利いた、読みごたえのある一本でした。お薦め。

空と電話 / ぷよ夫
 これは面白かった!
 全体をパッケージングする、ということを私はよく言うのだけれども、これはそれがきちんとできている一本。タイトル、副題、固有名詞、世界観その他すべての要素が有機的に繋がりあっている。目次を目にしたときのこのワクワク感よ。
 ここに描かれている世界観は、とても興味深い。ああ、センスオブワンダーってこういうことだよなあ、って単純だけど思わせられる。そしてタイトル通り、その世界を、空を駈けて飛び回れる楽しさよ。
 本作は、人と文明との関わり合い方、というものを終始描いた小説でもある。外部からあまり色々書くのはよろしくないので書かないが、この構造の中でゆきつく文明というのはいったいどういうものになるのだろうか、と想像してみるのは楽しいものだ。これからの技術であろう3Dプリンターが何とも奇妙な、だが効果的なかたちで登場するのもポイント。
 ぜひ読んでいただきたい一本です。楽しかった!

パーフェクトワークス・アンダーブルー / 高山 理図 / Lizreel
 SFというジャンルにおける一方の雄、自然科学分野における最先鋭の一角。
 桜の記憶と並んで、読者に科学的分野の理解を求める一作であろうと思われます。もちろん作中の該当分野に詳しくなくても読めるけれども、最低限の下地は持っていた方が理解はしやすかろうと思います。またここから興味を持って、基礎的なことを勉強してみるのもよい。科学的小説にはそういう側面もあると思う。
 美女の科学者が引き起こすカタストロフィ。だがその災厄には、一種の偏りがあった。その偏りとは一体なにか。
 人間の持つある種のいやらしい感情を、表に引きずり出した感がある。おそらくだけれそも、これで世の中がよくなるはずだと思える人の割合というのは、一定数いるはずだ。私も同様のことは考えたことがある。
 バイオ技術専門の科学者が、適者生存の思想とは一部矛盾するであろうその行為に出たという二律背反も面白い。
 心して読みたい一本です。あと、タフでクールなお姉さんは大好きです。私も発光したい(隠語)。


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9月2日(火)
 9月になったそうなので、そろそろ活動を開始したい。茶林です。

 現在参加中のSF企画、あなたのSFコンテストの投稿受付が終了しました。最終的に200作近い小説が集まったようです。
 私もたぶん50作くらいは読んだと思いますが、とてもバラエティ豊かで、不遇といわれているSFだけれどもまだまだ捨てたもんじゃないなあ、と思っておるところです。まあところどころにね! あきらかに「これは違うだろ」ってのも混ざってるけれどもね! それも本企画の味ではないかな、と。
 企画は投稿期間から読書期間、そして投票期間へと移行します。ぜひ皆様の清き一票、いや清くなくても別にいいので、日頃のしがらみや裏取引、組織的談合にまみれた一票を拙作にもよろしくお願いいたします。

 中小店舗や個人商店が駆逐され、大型店舗とチェーン店だけが存在するようになった社会。だが変化はそれだけにとどまらず、次は拡大するオンライン商店が実在店舗を駆逐しはじめていた。一極化の進んだ世界を描く、社会学フィクション。
 「なにもかえない」あなたのSFコンテストに参加しています。参加していますよ!

 そんなこんなで、今週の紹介。

地球の平和を守る為 / 飛鳥弥生
 これはよいバカSF。
 ハイテクたわし「タワッシュ」の営業マン、中迫。今日も今日とていつもどおりの日常を営んでいたが、ある日、営業先でとんでもない事態に巻き込まれて……。
 というお話で、話自体が動きはじめるのが中盤以降なのですが、その前の序盤の語りが、いい。とてもいい。何とも言えない様々な感情がない交ぜになったものがそこにはあって。この序盤の日常風景があるからこそ、その後のドタバタがすごく活きているのだろうと思う。
 深読みすれば様々なものを内在していると思われるけれども基本的にはコメディなので、気軽に読める一本です。

私はマルゲリータピザが食べたい / EMu
 マルゲリータピザを食べたいと思い立った、人間に造られた機械生命体「シェイラ」がピザを求めて各地を放浪するお話。
 うん。ただそれだけのお話なんですが、何かいろいろなものが壊れているお話でした。おそらく作者さんは意図的にこのタイトルにしているはずなので、書くとネタバレになってしまう。興味を読まれたら読んでみてください。人を選ぶと思うけれども、私は面白かった。

 今週はこんなところで。


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8月26日(火)
 今週はあんまり読めなかったので、あなたのSFコンテストの紹介はお休みです。
 締め切りも近くなってきまして、投稿作、完結作も一気に増えて参りました。最後まで一緒に楽しみましょう。

 中小店舗や個人商店が駆逐され、大型店舗とチェーン店だけが存在するようになった社会。だが変化はそれだけにとどまらず、次は拡大するオンライン商店が実在店舗を駆逐しはじめていた。一極化の進んだ世界を描く、社会学フィクション。
 「なにもかえない」あなたのSFコンテストに参加しています。
 9月2日からは投票もはじめるそうなので、どうぞよろしくです。


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8月19日(火)
 参加者が208名もいるのでまあ207件くらいはコメントが来るだろうと思ったけどこない。茶林です。
 あなたのSFコンテストの話です。

 中小店舗や個人商店が駆逐され、大型店舗とチェーン店だけが存在するようになった社会。だが変化はそれだけにとどまらず、次は拡大するオンライン商店が実在店舗を駆逐しはじめていた。一極化の進んだ世界を描く、社会学フィクション。
 「なにもかえない」あなたのSFコンテストに参加しています。いつ以来だよってくらいのシリアスさんです。いつもとは違う俺を見てくれ。

 さて、今週も企画参加作からいくつかをご紹介。

毒を喰らわば / 栖坂月
 色んな楽しみの詰まった一作です。
 人体のインプラント(人口臓器)化が進んだ未来。インプラントの定着は様々な文化への影響を与えたが、それはもちろん食も例外ではなく。内臓を機械に置き換えることで、今まで危険だと言われて食べられなかった様々な食材が食べられることになったが……というお話。
 というような本筋もこれだけでもちろん面白いのですが、作中には様々な小ネタが散りばめられてあります。また、生き物が持つ様々な毒物に関するうんちくにも溢れているのですが、全体にライトなコメディタッチで語られているので、とても楽しく読むことができます。
 バカSFのお手本のような小説、と言ってもいいでしょう。お薦め。

超能力者、趣味は読書 / 千賀藤兵衛
 本好きならだれもが一度はやってみたいと思っている(はず)、作中に色んな本が出てくるよ! な小説。
 構造に推理小説的な要素を含んでいるのであまり詳しく紹介できないのですが、超能力を持つ人間たちがいる世界を描いた短編です。だがそんな中、何の役に立つのやらわからない能力を持つ人間もいる。主人公である高校生の野田一平が持っているのは空中から白紙の本を取り出すという、ただそれだけの能力で……。
 これ以上は書けないので、ぜひ読んでみてください。ミステリ好きの方にもお薦め。


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8月12日(火)
 おぼんです(挨拶)。

 ウェブSF小説競作企画あなたのSFコンテストも中盤に差し掛かり、豊満な美女の胸部ほどに盛り上がっております。
 私の投稿作なにもかえないは、先週無事完結いたしました。私にしては割合シリアスな内容になったので、ぜひ読んでくださいね。
 ノルマは果たしたから、これで読む方に集中できるぜ。

 さて、今週も企画参加作からいくつかをご紹介。

わたしのSFコンテスト / グラゼロ
 どうも私の嗜好か飛び道具な感じのを紹介している率が多い気がするのですけれども、こちらも企画タイトルを逆手に取った一品です。
 国中から様々なSFを集める王様。その中に王様の求める「わたしのSF」は果たして存在するのか。
 なかなかに捻りの利いたショートショートです。

宇宙人がいる社会 / 百(難しい童話)
 今回私が出品した「なにもかえない」と方向性がちょっと近い気がする掌編。
 宇宙人が「いる」ということになっている町で、その宇宙人への対策がシステムに組み込まれた小さな社会を描いたお話。思考実験や理論展開が凝っていて、ある一方面の「これぞSF!」という思いを抱かせてくれます。
 面白かった。お薦め。

揺り篭 から 墓場まで / 深山飴之助
 これは面白かった。
 地球の環境再生を待つため、コールドスリープに入った全人類。その眠りに入った人々を守る装置「ゆりかご」と、そのゆりかごの管理を任された人間のクローン「ソムニア」の話。
 このあらすじだけでもうワクワクした人はぜひ読んでいただきたい。きっと損はしないと思う。ただ一人、黙々とゆりかごの管理を続けるソムニアと、ゆりかごのトラブルによって時折目覚めてしまう人々との邂逅、そして別れを淡々と綴った短編です。
 黙々と。淡々と。そう、この小説には、何とも言えない静謐さが、はじまりからおわりまで漂っている。この雰囲気も含めて、じっくり味わってほしい一品です。お薦め。


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8月5日(火)
 ウェブSF小説競作企画あなたのSFコンテストが盛り上がっております。一週間が経過し、投稿作、そして完結したものも増えて参りました。
 私もなにもかえないという連載で参加しております。企画に悪意と恐怖を振りまいておりますので、よろしかったら画面の前のあなたも犠牲になってください。みんなでしあわせになろうよ。

 さて、今週も気に入ったのをいくつかご紹介。

スイカ・自由業 / 百里芳
 こんなの大好きに決まってるじゃないか。
 ……SFがどうとか、もうそんなことはどうでもよくなる一品です。多くは語らない。読めばわかるさ。連作コメディ。

そうぞうせい・フィクション / 冴野一期
 これは面白かった。ボーカロイドから発展した自律型AIシンガーに対するインタビューというこの形式がもう面白い。
 また内容的にも、思考の方向性というか考え方に独特なものがあって興味深かった。書いている作者自身の持っている論調といくらか乖離しているのでは、と思わせられる部分もあったけれども、読後に色々と想像してしまう一品でした。

サヨナラはいつもの場所で / 鳥野 新
 これも面白かった。
 一つの空き地を巡る小学生たちの争い。強大な力を誇る上級生相手に、四郎たちは奮戦するが、負け続けたまま時は過ぎゆく。そして……。
 ノスタルジー溢れる掌編かと思いきや、読み進めるうちに話は一転してゆきます。ラストの一文が秀逸。

桜の記憶 / 流山晶
 江戸時代と現代が交錯する、桜を巡る物語。
 作品内容ではなくその外側を語るようで恐縮だけれども、この「あなたのSFコンテスト」には、新しくSFを書きはじめた方、これからSFを書き継いでゆくだろう方というのが数多く参加されているように思える。そしておそらく、企画全体を見たときにメインストリームはすでにそちらへと移っているだろうと考えていい。
 その中で投稿された本作は、内包するテーマ・モチーフ・ガジェット・ペダントリといった部分において、旧来SFファンの牙城、防衛拠点であるように思える。
 個人的に、これが本企画内でどのような評価を得るのか、という点に私は興味がある。現在すでにいくつかの感想がつけられているが、現在のところ大胸好意的に受け止められているように見える。新たにSFを書く方たちが本作を読んでどういう印象を持つのか、注目したい。
 もちろん「ライトなのはいらねえ! ガチのSFを読みたい!」と思ってお祭り会場に足を運ばれた諸兄にも、お薦めの一品です。

七月の雨 / 朝陽 遥
 すごいものを読んだ。
 全国民にDNA情報の登録が義務づけられた近未来を描いた短編。そんな世の中でふとしたことから出会った男女のお話。
 一つのシステムの変化が、人間の心情にまで大きな影響を与えてゆく過程を描いたお話、といってもよいかと思います。そこにはよいこと悪いこと、様々な面があるのだけれども、その様々な面を浮き上がらせ、繋げてゆくのがこのお話。
 そして、その中には決して浮き上がらせてはいけない一面もあって。
 人のこころの複雑さを見事に描いた小説であったと思います。お薦め。

 今週は、こんなところで、引き続き、お祭りを楽しんで参ります。

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7月29日(火)
 ウェブSF小説競作企画あなたのSFコンテストがはじまりました。
 私は今のところなにもかえないという連載で参加しております。今回はどシリアスです。嘘じゃないよ!
 だいたい全6回前後の短期集中連載になると思いますが、お楽しみいただけましたら幸いです。

 読み手としては、とりあえず掌編から読みはじめております。現在のところ気に入ったのをいくつかご紹介。

悪魔のSF用語集 / ミナミミツル
 多くのSFファンが持っているであろうひねくれを逆手に取った一品。企画読みのウォーミングアップとしても最適な掌編であると思います。あとさ行はずるい。

神の創りたもうた世界 / 丸屋嗣也
 現在投稿完了している掌編の中では一番面白かった。ゲームのデバッカーを仕事にしている男のお話。後半挿入される逸話に色々考えさせられる。

背中を、朱く染めず / ohrumm
 SF企画だ! と思って読みはじめるとすごく肩すかしをくらうと思うのだけれども、こちらもウォーミングアップとして読むには最適と思われる一本。考えるではなく感じる掌編。軽妙な文体が独特。
 こういうのがさりげなく混じっているのが本企画のいいところなのだと思います。

 以上、また面白いのを見つけたらご紹介したいと思います。企画終了まで楽しんで参りましょう。

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7月22日(火)
 ウェブSF小説競作企画あなたのSFコンテストの参加受付が締め切られました。最終的に200名を越える参加者数になったようです。これは色んな意味で読めない展開。
 小説の投稿は7月27日からはじまります。私は来週くらいから投稿予定。いつもの短編よりちょっと長めです。
 読んで面白かったのとかはまたこちらなどで紹介とかしてゆくつもりですので、閉幕の9月30日まで一緒に楽しんで参りましょう。
 企画会場でボクと触手!

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7月16日(水)
 皆様お待ちかね!
 greenleaves公式ウェブサイトにて3DS絵心バトルの今月号が公開されました!
 今月のお題は「H2O」です。剋目して見よ!

 そして、ウェブSF小説競作企画あなたのSFコンテストに参加します。
 最近は企画参加といえば乳ネタというパターンが定着しておりますが、今回は乳ネタを封印し、いつもとは違う茶林くんをお見せしたいと思います。お楽しみに!

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7月8日(火)
 台風とタイ風って似てるよね。茶林です。

 台風の季節がやってきましたね。私が長らく住んでいるO阪はS国とW歌山という二枚の盾があるので毎年大きな被害は出ないのでありますが、ここ数年間は毎年「史上最大」を更新しているそうです。ジャンプかよ。
 そんなことを続けていたら、いつか打ち切りエンドになりますよ!





 私たちがな!(SF的オチ)

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7月1日(火)
 軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚「えびせん」が100話に到達いたしました。
 ここまで書き続けられたのもいつも読んでくださる皆様がいてこそです。どうもありがとうございます。近頃は読んでくれている方も少し増えてきたかな、という感触があって嬉しい。
 以前にも書きましたが、とりあえずは8月頃の完結を目指しております。今の進撃速度だと間に合うだろうかどうだろうかというところでありますが、ぜひ最後まで楽しみつつ応援してやっていただきたいと思います。


 でも完結祝いで鍋パーティーするなら12月だよね(フラグ)。

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6月24日(火)
 冷やし茶林はじめました(スベリ芸的な身で)(いつもどおりです)(挨拶)。

 そろそろ冬ごもりならぬ夏ごもりする季節が近づいておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
 世の中はよくも悪くも言いたいことが言いにくい世の中になりつつあるようですが、そんな世の中にあっても「揉みたいものは揉みたい」ということをはっきり宣言しておくことはとっても大事なことだと思ったりなんかいたします。好きなものは好きといえる気持ち。

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6月17日(火)
 冷やし中華やうなぎがはじまっているので、私もそろそろ夏バテをはじめる。茶林です。

 greenleaves公式ウェブサイトにて3DS絵心バトルの第三回が公開されました。
 今回も、何とも言えない対決となっております。
 個人的には、今回の絵は今までの中で一番の出来栄えだと思います。もう堂々と画伯を名乗ってもいいんじゃないかしら。
 ともかくも、我々の対決を見てください! 燃え上がれ! 俺の小宇宙よ!

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6月10日(火)
【お詫びと訂正】
 軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚「えびせん」第九十三話において、名前がゴマミソアエとあるべきである箇所がオドリグイとなっておりました。お詫びして訂正いたします。
 オドリグイとゴマミソアエはどちらもミズ族ですが、オドリグイは棘持つものどもの集落に旅立った最高の舞い手、ゴマミソアエは匠頭の筆頭で、甲をアカシのもとに携えてきたのはゴマミソアエであります。

 えびせんは、堅い甲殻とはさみを持つタラバ族に攻められながらも、集落を守り生き抜いていた八本の触手と膨らんだ丸い身体を持つ種族、マ族のもとに、新たな種族が攻め寄せて来る顛末を語った戦記小説です。多くの紳士淑女の皆様から「海鮮小説の白眉」「主人公が格好いい」「素晴らしいロマンス」「どれもおいしそう」「読んでいるとおなかが減る」「おなかが減る、とにかく減る」「カニ食べたい」「エビ食べたい」「鍋の用意はできている」と大胸好評なご意見をお寄せいただいております。
 物語はようやく終盤に差し掛かり、ついに双方の総力戦が始まるところに差しかかっております。読みはじめるなら今が絶好の機会です。これを読まずして十年代のオンライン小説を語ることはできないといっても過言ではありません。
 皆さん、えびせんを読みましょう。


 以上、お詫びと訂正でありました。

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6月3日(火)
 梅雨を飛び越して飛び越して真夏日とか、もう「太陽がまぶしかったから」とか言って何をやらかしても許される気がする。茶林です。

 さて毎年恒例、茶林くんがめっきり動かなくなる夏がやってくるわけですが。選ばれるのは何にもできないお嬢様なわけですが。
 それまでに色々なものを終わらせておきたい所存であります。具体的には、連載とかな!
 近頃お絵かきとかに興味が向いてちょっと滞りがちなので、ここらで気合を入れ直したく思います。感想とか! コメントとか! その他さまざまなリアクションとか! 「ステキ! 抱いて!」のメッセージとかお寄せいただくと意欲がぐんぐん高まるよ! 高まるよ!

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5月27日(火)
 現在greenleaves公式ウェブサイトにて3DS絵心バトルというおもしろ企画を展開しております。
 まあご覧いただけましたら3DS絵心教室のできばえと私の画伯っぷりを存分にご理解いただけるかと思います。
 で、まあ当然といえばそうなのですけど、発表した一枚以外に何枚かのボツ作を毎回何枚か描いております。次回のお題は「宇宙」なのですが、これがなかなかどれにしようか決まらなくて困ってしまうま。
 そして、描き始めたばかりの性で、ボツ作品もついつい発表したい衝動に駆られてしまいます。そういうことって、あるよね! ね!
 ……まあさすがに、自重したいと思います。次回の絵心バトルもお楽しみに!

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5月20日(火)
 最近読んだ本の紹介。

天涯の楽土 / 篠原 悠希
 弥生時代頃の九州地方を舞台とした歴史ファンタジー。
 まずは、よくぞこれを書いたなあ、と一読して思ったものであります。
 この時代というのは史料を集めるのがまず困難であるので、様々な断片からの想像で、当時の人々の生活というものを描かねばならないのだけれども、本作はそれがまさにそこにあったかのように、作者さんがあたかも見てきたのような勢いで描かれています。
 つまりは、そこに描かれている営みの一つ一つが、全体として整合性が取れているというか。なぜ、どうしてそういう生活であったであろうかということを帰納的な想像力でもってして形作っているといえます。これはすごいことだ。
 登場人物的な魅力は全体的に薄めに描かれている。本作における主要人物たちに最も重要視されているのは血と出自だ。本作は彼らの旅路を追うことで古代九州の地をガイドし、彼ら土地と民族がどのように衝突し、どのように混じり合っていったかを描いたのではないかと思う。本作において、主役はどこまでも「九州という地であり、族民という血」であったのだ。
 古代史好きの方はもちろん、九州出身の方、古代九州を旅してみたい方にもお薦めの一冊。微えるっぽい要素もあるよ!

蔦屋 / 谷津矢車
 すごいものを読んだ。
 いや学研さんよくこれを出してくれたな、男気があるなあ、というのが、今の正直な感想。
 それくらいこの小説は、ヤバいです。危険です。
 天明・寛政時代に活躍した版元(当時の本屋のようなもの。出版・印刷も手掛ける)、蔦屋重三郎と、彼を取り巻く人々の物語です。
 本作を紹介しようと思えば、まず本書の構造について語らねばならない。本書は、多重構造になっている。本書で物語られているのはもちろん江戸時代であるのだが、その実、作者は決して「江戸時代にあった出来事」を物語っているのではない。江戸時代を物語りながら、それを移し鏡とした「現代の出来事」を物語っている。これは疑いない。
 なぜならば。恐ろしいことに本書は、そのことさえを本書の中でこれ以上ないくらい詳らかにしているからだ。そのくだりを読んだときには「おいおいそいつを書いちまうのかい、あんた」と本気で驚いたものでした。
 蔦重を書くということは、とりもなおさず「寛政の改革」を書くということでもある。そこには創作物、そして出版(公開)に関わる様々な問題が内包されている。そして作者は、その問題が過去から一切学ばれることなく今現在も繰り返されていると糾弾している。明らかに疑いなく、している。
 これは、恐ろしいことだ。だが同時に、よくぞ書いてくれた、と思うものも多いことだろう。
 本書はまた、創作、発信することに携わる者たちの物語でもある。
 ここには、創作に携わる者たちの、様々なかたちがある。スタイルがある。そして、多くの言葉がある。もしもこれを読むあなたが多少なりとも発信する側に関わっているならば。それらのうちのいくつかは、きっとあなたのこころに届くことだろう。
 今読むべき一冊というのは決して誇張ではない、誰もが発信者でもあるといえる今こそ読まれる一冊であろうと、私は思う。
 これが読めてよかった。


 以上二点をご紹介。
 あ、あと、ラジオの感想ももらえたら嬉しいな。今回リアクション少ないから、もらえたら嬉しいな!(チラッチラッ)

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5月13日(火)
 皆様お待ちかね!
 かなり久々になりましたが、御茶林研究所ラジオの第6海をお届けいたします。
 →御茶林研究所ラジオの第6海(MP3/約14MB)
 誰かがやっているのを聴くと自分もやりたくなる不思議。ダウンロード期間はいつものごとく1週間です。
 このところ掌編小説に触れる機会が多かったので、その辺りのことについて語っております。興味が沸いたら聴いてくれてもいいよ!

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5月6日(火)
 200文字小説コンテスト第二回犯罪が出てこないミステリー大賞が無事終了いたしました。両運営の皆様、どうもお疲れ様でした&ありがとうございました。

 簡単な私なりの講評などを。

200文字小説コンテスト
 作者側としての本命作はぐしゃでした。が、全体的に不評な感じであったようです。勝ち負けではないのですけれども、そういう意味合いでいうなら大惨敗ですかね。悔しい。
 読み手としては、ちょっと時間の関係もあってあんまり読み込めていない感があります。たぶんもっとしっかり読めば心に響くのが見つかったかもしれない。参加者として色々反省の多い企画でありました。

第二回犯罪が出てこないミステリー大賞
 色々物議をかもせたようで、作者としては満足な参加内容でした。今回参加規約の方に「エッセイや詩で参加してもいいよ。できるものならな!(意訳)」ということが書かれていたので、じゃあエッセイ的なもので参加してやろうと思い、そうしたのでありました。
 むしろ読者として実りの多い参加であったかな、とも思います。昔は推理物やミステリーもよく読んでいたのですが最近読んでいなかったので、久々にそういう方面に親しめたやも。  投票はあなたが怪しい青い空海の道(ウィア・マリス)の三作に投票しました。
 これは純粋に面白かった! というよりは一応企画としての枠組み、「犯罪が出てこないミステリー」というものを考慮した上で選ばせていただきました。
 これらも含めてなかなか力作揃いであったので、企画は終わりましたが関わりなく興味を引かれたものをぜひお読みいただけましたらと思います。



 あと、今年も私はゴールデンウィークがなかったので、その怒りと悲しみと切なさを込め、茶林春のペン祭りをひとり開催しております。
 掌編一挙五本公開。読んでね!
 
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4月29日(火)
 祝、えびせん連載一周年!



 ……はい、すいません。本来のスケジュールであれば今頃には完結かそれに近い辺りまで進んでいた予定なのでありますが、諸般の事情により少々遅れております。現在のところまでで全体の三分の二といったところでありましょうか。
 おそらく今年中には完結まで持っていけるとは思います。最後までお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

 200文字小説コンテスト
 好評開催中です。投票期間は5月1日までです。

 第二回犯罪が出てこないミステリー大賞
 開催されています。私も谷間の理由というタイトルで参加しています。
 こちらも現在投票期間中。一般投票も受け付けておりますので、ぜひ皆様の一票をよろしくお願いいたします。

 そろそろ企画も一段落。もうちょっとがんばるぞー。

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4月22日(火)
 200文字小説コンテスト
 好評開催中です。投票期間は5月1日までです。

 第二回犯罪が出てこないミステリー大賞
 開催されています。私も谷間の理由というタイトルで参加しています。普段書かないミステリーに挑戦してみたので読んでね!

 3DS絵心バトルの第一回が公開されています。第一回のお題はたんぽぽ。
 私の画伯っぷりに戦慄すればよいと思います。

 えびせんは第八十二話までを公開していますよ。細々と書き続けております。今年中には完結する予定。

 以上、今日はお知らせばかりだ!

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4月15日(火)
 第二回犯罪が出てこないミステリー大賞が開始されました。

 投稿期間は4月22日までですが、早速多くの作品が投稿されているようです。
 私も谷間の理由という松本清張を彷彿とさせる硬質なタイトルで参加しています。
 規約に「エッセイや詩で参加してもいいぞ! 書けるものならな!(意訳)」的なことが書いてあったので、そうしました。私の中ではちゃんとミステリーになってるはずです。
 読んでね!

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4月8日(火)
 200文字小説コンテストの投票がはじまっていますよ奥さま!

 私も8作品を投稿してあります。コメントも残せるようになったので、ぜひ皆様の冷たかったり生温かかったりするコメントをたくさんお寄せください。投票期間は5月1日までです。

 そして先日ちょっとした絵を描くツールを入手したので、自作の、世界に誇る名作童話「やまあり」に挿絵をつけてみました。
 →「やまあり」を読みに行く
 これ、ニンテンドー3DSのソフト、新 絵心教室で描いたんだぜ……。
 まあアレだ。今後は私のことは画伯って呼んでもらっていいんじゃないかな!
 夢は自分の他の小説にも自分の挿絵をつけることと、椋陽児みたいな絵を描けるようになることです。茶林画伯の次回作にご期待ください。

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4月1日(火)
※エイプリルフールネタではありません。

 200文字小説コンテストの投票がはじまりました。投票期間は4月1日〜5月1日までです。
 私は最終的に8作品を投稿しましたよ。

いっぱいがおっぱい

騙された

鬼嫁

いかん

ぐしゃ

わたしはそれを見ている。広大な平原が広がっている。二つ小さな点が盛り上がっているようにも見えるが、ここからの様子ではよくはわからない。それが固いものなのか柔らかなものなのか、触り心地のよいものなのかそうでないものなのか、それもわからない。長き旅路に疲れたわたしを癒してくれるものならいい。それならどれほど嬉しいことだろう。わたしは手を伸ばす。平原だと思っていたのは誤りだった。それは豊かな大地だった。

ところでシステムの隙を突くようなものを投稿してみたのはいいのだけれどもこのタイトル部分にいったい何文字まではいるのか私気になりますしどこにも表記がないっぽいので色んな方にお前一回試してみろよと脅……けしかけられたということもあって一度試してみたいんだけどこれ投稿したら顰蹙ものだよなあ大ブーイングだよなあとか思ったりなんかしたりするけれども私は元気でよくよく考えたらいつもと変わらなかったということは私はだいたいいつもこういうことをやっているわけでそれはそれでどうなんだとおもわないこともないわけですが結論としてはけしかけたやつらが悪いのであってあたしわるくないし、今これでいったい何文字なのかわからないしたぶんまだ300文字くらいだと思うからこれじゃあ全然試したことにも何にもならないしストレステストにもならないじゃんっていうかすでにこれから先書くのがかなり辛くなってきたんですけど何かネタがねえかな、ああそうだ、一つだけいっておかないといけないと思うのは、こういうシステムの隙を突くお遊びっていうのは思いついたらついついやってみたくなるものなのだけれども、やっぱりそれを除いた部分で一定の「面白さ」がないといけないわけで、まあこんなことを書いてしまうとだいたブーメランで自分に突き刺さるし、そもそも「面白さ」って何だよってことになるわけなんですが、ともかくもただ「やってみました!」だけで完結してしまっていると、それは受け手側にとっては顰蹙もの以外の何でもないわけで、というかこれは内容どうこう以前の前に投稿した時点で大顰蹙ものなのはわかっている皆までいうな的なものではあるんでイコールお前が言うなお前だけには言われたくない的な代物ではあるわけですがところで今何文字だい737文字ですかそうですかおいだれだ俺にこんなことやってみろとか言ったやつらは実際書く側の身にもなってみろってんだもうあれだ、ここに過去作から何か引っ張ってきてコピーアンドペースとしてやろうかそうすれば一気に一万文字くらい稼げるしなでもそれやったらマジで出入り禁止にされるかもしれないからとりあえずストレステストということで1000字程度でやめときますそうします管理者や企画運営の方々にはほんとごめんなさいというわけでそろそろお時間が来たようです謳うのは茶林小一で、「こんな長文になったのはどう考えてもお前らが悪い」、どうぞ。

ラストソング


 よろしければコメント等を寄せてくれたまえ。
 清純派のを出すといったな? あれは嘘だ。(※エイプリルフールです)

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3月25日(火)
 先週に引き続き、二つの企画を宣伝。

 200文字小説コンテスト
 作品募集期間:2014年3月14日〜3月31日 投票期間:2014年4月1日〜5月1日

 第二回犯罪が出てこないミステリー大賞
 作品募集期間:2014年4月15日〜4月22日 投票期間:2014年4月23日〜4月30日

 200文字小説コンテストの方は、作品募集期間締め切りまであと一週間です。「小説家になろう」アカウントもしくはtwitterアカウントにて投稿可能です。投稿してみようと思っている方はお早めに!
 私も5本くらいで参加する予定です。

 企画会場でボクと触手!

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3月18日(火)
 卒業式のシーズンですね!

 さて、先日我らがgrennleavesの代表、中嶌龍さんが、こちらでも何度かご紹介しております李仁古さんのリーラジにゲスト出演いたしました。
 で、私も昨日ようやく聴いたんですけどね。内容はとても面白かったんですけどね。

 なぜ私=おっぱいみたいな扱いになっている。

 これはおかしい。去年一年かけて乳離れを敢行し、見事達成した私ですよ。このイメージはすでに過去のものであり、現在の私、乳茶林もといニュー茶林においては、おっぱいの欠片もない清廉潔白な人柄で認識されているはずです。
 にもかかわらず、この扱いは何なのか。
 昨年の乳離れではまだ足りなかった。ここで私もまた改めて、このおっぱい野郎のイメージからの卒業を図らねばいけないと思うわけです。

 そこで、二つの企画に参加することにしました。

 200文字小説コンテスト
 作品募集期間:2014年3月14日〜3月31日 投票期間:2014年4月1日〜4月14日

 第二回犯罪が出てこないミステリー大賞
 作品募集期間:2014年4月15日〜4月22日 投票期間:2014年4月23日〜4月30日

 以上二つの企画にて、私の清廉潔白さを証明いたします! お楽しみに!
 明日の俺を、見てくれ。

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3月11日(火)
 この日に何をかものそうと思うと、いまだに何やらためらいがあります。これはおそらく私だけではありますまい。
 ただ、創作に携わる者、もっというならば、積極的に何かを発信する側に回る者には、これくらいの時期に気をつけなければいけないことが二つある、とか最近思っている。

 一つは、西に住んでいる私にとっては、結局は他人事だということ。当事者でない限り、まずこれを飲み込み、消化する必要がある、とずっと思っていた。
 私にとってはどうしたって3.11よりは1.17の方が身近であるし、やはり自分のことである。そして、薄情に思われるかもしれないが、3.11はこちらに住んでいる限りは、知り合いがいようが親戚がいようが、やはり他人事でしかない。このことを、飲み込まねばならない。自分がそういう人間であることを、まず認めねばならない。
 生きていく必要がある。日々の生活を送る必要がある。それらのサイクルを崩し、遠い場所に意識と労力と金銭を向けるのは思っているほどに易しいことではない。「そんなことより明日のおまんまだ」。そんな人が今この国にはたくさんいることも、私は知っている。
 他人事だ。正直、どうでもいいことだ。認めねばならない。飲み込まねばならない。
 飲み込んだ上で。それでもやはり、己の中に「いやいや、他人事じゃないだろうが」という思いが残っているかどうか。ここが肝要だ。もしもそれが残っていて、見つけることができたなら、おそらくそれがスタートラインだろう。
 じゃあなぜ他人事じゃあないのか。そのことを、自分の中で考え、消化し、一定の結論を出さなければならない。他者に発信するのは、その後のことだ。

 もう一つは、当事者であることが、発言力や強制力に繋がってはならないということ。
 当事者であることが説得力を持つことと、発言力を持つことは似ているようで違う。当事者でなければ言えないこと、発信できないことというのは確かにある。吐くのに資格が必要な言葉というのはある。だが、それが他者の気持ちを押し潰したり、抑えつけたりするようになってはいけない。一時的にはよくても、それは後々何倍もの禍根となるだろう。
 今我々はこの体験を共有しているが、この先この事件を体験していないものが次々と出てくる。西ではすでに1.17を経験していないものも多くいる。そういうものたちに対して、「俺は1.17を経験しているんだ」ということだけで、発言力や強制力を発揮してはいけない。こういうことは、今後増えるだろう。決して、してはいけない。

 二つとも、難しいことだ。頭でわかっていても実際の言動としてはやってしまうことがあるし、染みついた人間の性根というのは容易く変えられるものではない。だが。それでも。
 発信する側に立つからには、これらを乗り越えたうえで、何をかものさねばならないのではないか。そんなことを今、私は考えている。

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3月4日(火)
 greenleaves公式ウェブサイトにて「ラジオぐりんぱ」の第4回が公開されました。
 前回よりひじょーにマニアックな内容と相成った「ラジオぐりんぱ」の第4回目放送です。ゲーム好きの方はもちろん、そうでない方もぜひ一度お聞きください。

 軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚えびせんの第73話を更新しました。
 今回でオドリグイとナムルの南方行編は完結です。
 ほぼ一年近くに渡って連載を続けてきた「えびせん」も、ようやく半分を越えました。ここからは最終決戦に向け突き進んでいくことになると思います。
 当初は今年の4月辺り完結を予定しておりましたが、現在のペースですとおそらく8月から9月辺りの完結となるのではないかと思っております。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

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2月25日(火)
 女子と大回転が合わさることでエロい気持ちになるのはきっと心がヨゴれている。茶林です。

 たぶん5年から10年ぶりくらいに歯医者に行ってきました。
 で、かなり長期間歯医者というものに触れていなかったので、近くにある歯医者さんというのを調べていたのですが、昔とかなり様子が変わっていて驚きました。
 どこもかしこも建物や内装がオサレ。そして、驚異の女医率の高さ。
 治療室に行ったらね。やけに明るいの。そして絵とかが飾ってあるの。全体に何かファンシーなの。
 私の知っている「お医者さん」ではないものがそこらにはありました。
 いや、気付いてたけどね。どうも違ってきているなという気はしていたんだけれどもね。まさかここまでイメージの変貌を遂げていたとは思いもよりませんでした。
 すでにして最も怖い医科ランキングナンバーワンであった頃の面影はありません。いや、長らく恐れられていた医科であったからこそ、これほどのイメージ転換が必要であったのでありましょう。
 これは変わる。印象が変わる。持っていたイメージを、後頭部を金属バットで叩き割られて無理やり変えられる。
 そして確かに、こちらの方が訪れやすいことは疑いないのでした。

 ところで私も皆さんが訪れやすいように、特に淑女の皆さんが訪れやすいようにファンシーなイメージでこれから売り出していこうと思うんですがどうですかね。

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2月18日(火)
 久々の雪を見た。茶林です。
 こちらでは珍しいことです。

 雪景色を見るとつい一杯やりたくなるのは、何か色んな刷り込みが成されているような気がしてなりませんが。
 それはともかく、軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚「えびせん」を順調に更新しております。
 →「えびせん」を読みに行く
 物語的には半ばを越えたところくらいまで進んだんじゃないだろうかと思います。何とか年内完結を目指して書いていく所存であります。

 近頃この雑記も新しい方が見てくださる機会が多いようなので書いておきますと、「えびせん」は私の第三長編になります。基本的に短編・掌編畑の人間なので、長編小説に挑むことは少ないのです。
 前二本が、沈みゆく世界を舞台に描く、ロボットもの海洋SF冒険譚「バブルダイバー」と、猫の視点から猫と少女との交流を描くキャットミーツガールストーリー「デンジャラスブロンディ」です。
 SF、変則現代もの、海鮮ファンタジーと表面上のジャンルはバラバラでありますが、根底の部分にはやはり繋がったものがあると思われます。興味を持たれました方は前二作もぜひお読みになってみてください。
 せんでんっ!

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2月11日(火)
 もうすぐファッキンバレンタインデーなので、過去のバレンタインデー企画アドベンチャーゲームを期間限定で公開いたします。
 昨年、リーブさんこと中嶌龍さんたちとゲーム制作グループgreenleavesを立ち上げましたが、このゲームは私と中嶌龍さんが初めてコラボして制作した記念すべきゲームでもあります。詳しくはこちらから。
 期間限定公開ですので、2月18日頃には自動的に消滅する予定です。遊んでみようと思ってくださる方は早めのダウンロードをお願いいたします。
 今回のために久々に引っ張り出してきたのですが、懐かしいを通り越して、制作者すら攻略ルートを覚えていない状況でありました。そんな昔のものではありますが、楽しんでいただけたなら幸いです。

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2月4日(火)
 昨日は女性が太巻きを頬張る姿を全国放映して楽しむ日でしたね。茶林です。

 今日はちょっとだけ感想の話をします。
 私のように細々と創作活動をしている人間は、よく「感想をください」とか「感想を待ってます」とか書きます。私もたまに書きます。
 とは書いているんだけれども、その実、どんな感想でもいいのだ、とは多くの場合思ってはいない。いわゆる「建設的なご意見」をいただきたい、という言葉を裏に含んでいる場合が多いように思う。
 そうしてそれは多くの場合、求めているのは共感であり、イマジネイションの共有であり、「わかる」という一言であるように思う。
 問題はいつも否定的な意見・感想の方にある。書く側も、受け取った側も、大抵そこから発生するストレスとエネルギーの扱いに困っているように思う。
 そういうものを己の中に上手く落とし込むには、ある種こころの修練と経験がいる、と私は思っている。この心構えがきちんと建設できていなければ、「建設的なご意見」をいくらいただいたところで何ものをも建築することなどできない。本来、この基礎固めが終わっていない限り、自身の創作物に対する感想を不特定多数から求める、ということはしてはならないのだろうという気もする。

 私自身も「感想ください」的なことをたまに書くけれども、白状してしまうと、記事やトピックの締め的な便利な扱いとして使っている向きもあるので、常に上記のようなことを踏まえた上で記載しているわけでもなかったりする。実際問題、それを書いたところで何らかのリアクションが増えたためしなどないので、そういった浅はかな脊髄反射で書いた一文はすべて見透かされておるのだよ、と自分自身に向けてここに記しておきたい。
 私としても、感想が欲しくないわけではない。共感を得られることは私にとっても喜びだ。だが、共感でなくてもべつにいい。こちらとしては、はなから読者を怒らせるために書いているときもある。そういうものは、あるのだ。
 私が求めているのはおそらくいつも、一言だ。

  「届いているか」

 おそらくその一言だけを、私は問い掛け続けている気がする。私の中の「感想をください」という気持ちは、おそらくそういうものだ。
 だから君たちは、ただ一言だけを、私に返してくれさえすればいい。

  「届いている」

 その一言だけで、私はまた立ち上がり、戦える。


 感想をください。

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1月28日(火)
 久々に連載の話を。

 軟体動物が吠え、甲殻類が猛る、幻想異種族戦記譚「えびせん」の第六十五話までをお届けしております。
 →えびせんを読みに行く
 ワモン族編をようやく終え、今回より新たな展開に突入いたしました。引き続き楽しんでいただければと思います。
 当初は今年四月くらいに完結予定と申し上げておりましたが、諸般の事情により少々遅れております。余裕ができたら連続更新とかしてみたい所存であります。
 今年も「えびせん」をどうぞよろしく。

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1月21日(火)
 フレアフレグランスを買っているような女とはお近づきになりたくない。茶林です。
 生き物であることをやめたいのだよな結局のところ。

 さて皆さん、御茶林研究所ラジオ第5海は聴いていただけましたでしょうかね。
 ラジオの中でもお話ししましたが、掌編・ショートショートに関しては商業作家のものよりもオンライン作家のものの方が質量ともに優れているんじゃないか、というのは私が常々思っていたところであります。星新一も阿刀田高も筒井康隆もその業績はもちろん素晴らしいものです。だが現在オンラインに溢れている、インターネットが発達しなければ決して世に出ることがなかったであろう書き手たちのそれは、先人の業績を基礎として、書き続けながら独自の味わいや路線を生み出し、それらを超克してきたのだと。そう考えていただければ納得していただけるんじゃないでしょうかね。どうですかね。

 さて本日は、最近見つけたお薦めの掌編集をいくつかご紹介したいと思います。昔紹介したのは過去雑記とかこのへんとかを参照していただければ。

【掌編集】潮だまり / 平 啓さん
 大変味わい深い掌編小説集です。しっとりと落ち着いた作風の掌編が多めで、こころの隙間を突いてくるようなお話が多いような印象を持っています。
 テクスト論的な何かからはご法度かもしれませんが、この作者さんはクリスチャンであり、そのためかどうか「奇跡の扱い」というものにひとつのスタンスがあるように感じています。その辺りに注目して読まれてみると、いっそう深い味わいがあるのではないでしょうか。

ショートにカンパイ! / 鳥野 新さん
 以前姫様、脱獄してください! できれば、ご自分でを紹介させていただいた鳥野新さんのショートショート集。
 たぶんにもれず、こちらも科学や化学の知識をベースにした掌編が中心になっています。割合としてはコメディとそうでないのが半々くらい。
 時折「ただの勢いだけで書いただろ、これ」というような掌編が顔を見せるのが、大変魅力的であり、オンライン小説ならではであると思わせられます。また「小ネタはときに本文よりも重要」を体現している作家さんの一人でもあると思うので、この荒波に乗ることができれば大変楽しめることと思います。癖が強いので誰でもが楽しめるというふうではないけれども、お薦め。

ほみちさんの掌編小説集
 この方はごく最近見つけたのですが、近年の大当たりではないかと個人的に思っております。
 少し幻想・ホラーの入った掌編小説が中心なのですが、何というか、読者に対して向けて来る悪意の量というものが絶妙だな、と思いながら読んでいるところです。
 掌編というのは皮肉や悪意の量といったバランスで、その味わいが千差万別するものだと思いますが、かなり難しいところを綱渡りしているなあ、という印象を持っています。快く刺してくれる、といったイメージでしょうか。
 ショートショート好きの方はもちろん、書かれる側の方にも是非読んでいただきたいと思う作家さんです。

 以上御三方を今回はご紹介させていただきます。ぜひ触手を伸ばしてみてくださいね。

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1月14日(火)
 みんないい新年を過ごせたかね!(挨拶)

 全宇宙8888億の茶林ファンの皆様、お待たせしました。御茶林研究所ラジオ第5海をお届けいたします。
 →御茶林研究所ラジオ第5海(MP3/約12MB)
 今年も引き続きラジオもやっていくのでよろしくお願いいたします。

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1月1日(元旦)
 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 別にめでたくねえよ! って人や新年早々憂鬱だよ! っていう方もいらっしゃるとは思うんですけどね。まあそう言わずに、新たな年を迎えられたことを素直に喜ぼうじゃないか。
 新年なので大上段に振りかぶりますと、プロやらアマチュアやらそういうのはさておき、創作に携わろうというのはつまるところは、世の中というのを少しでも面白くしてやろう、っていうことなんじゃなかろうか、などと思ったりなんかします。
 とかくつまらない、興味がない、どうでもいいと言ったり思ったりしている、頭を垂れ地面ばかり見つめているものどもの顔を上げさせる。すべてではなかろうけれども、いくぶんかはそういうものが含まれておるのであろうと思います。
 それは喜ばせたり笑わせたりといったものはもちろん。驚かせるのでもいい。悲しませるのでもいい。怒らせるのでもいい。
 ときには下半身を元気にさせるようなものでもいい。
 情動を蠢かせること。感動を与えるというのは、きっとそういうことでありましょう。
 今年も皆様の胸のうちを蠢かせるようなものを生み出していければと思っております。
 また一年、どうぞよろしく。

 茶林小一


 今年も年賀小説を用意しました。この新年にぜひお楽しみください。
 →年賀小説を読みに行く

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