◆お笑いオンライン小説紹介
最近お笑い系のネット作家さんを求めてインターネットの海をさまよい歩いています。
というのも、最近お知り合いになったえなみさんのwater holeで、様々な作家さんの作品を紹介しているのですが、そこで紹介を見て巡ってみたサイトさんの作品がやけに面白かったりして味を占めております。世界は広かった。むしろ、私の世界が狭かった。
そこで私が巡ったサイト様の中から、リンクフリーでなおかつ気に入ったものをピックアップしてみます。
■題名未定 (楠沢朱泉さま)
短編で、真面目な文体で設定がコメディというタッチのシニカルな作品を書いていらっしゃいます。お薦めは『オレ、カセイジン』『世界崩壊直前』。
■ショボ〜ン書房 (とり子さま)
サイト名がうちと同じくらい怪しげとか書いたら失礼極まりないですが作品も怪しげです。コメディ読み切り短編『蟹』シリーズ。恋人が蟹だったり家族が蟹だったりする日常を描いた凄まじい作品です。
もちろんそれだけではなく真面目な作品も数多く公開していらっしゃいます。
■MONKEY BRAIN (Gさま)
当サイトにおいて様々な方から変態呼ばわりされている私でありますが、下には下が上には上がいるものです。
こちらのサイトに掲載されている『クランキィ・コンテスト』をぜひ読んでみてください。本物の変態というモノをあなたは垣間見ることができるでしょう。南原最低。そして、最高。
■黄金虫 (ウェリスさま)
今回紹介するサイトさんの中でも、私と同じツボをお持ちの方には特にお薦めのサイト。
既成の舞台設定を用いてそれをパロディ化したり、裏側を想像で描いてみたりといった作品が中心です。
コンピュータファンタジーRPG的な舞台をパロディ化した『ドラゴンの村』。始皇帝をモチーフだけに用いたスラプスティック『始皇帝印刷』。ミステリの舞台に使われる雪の山荘の舞台裏を描いた『雪の山荘にて』。
私が拝読した限り外れなし。お薦めです。
(2004.02.06)