◆義理チョコにもの申す


 前々から言いたかったことがあるのでこれだけは言わせてください。
 チョコレートが好きな人って、男性よりもむしろ女性に多いと思うんですよ。男の人の場合は逆にチョコレートは苦手だ、という人も少なくありません。これが実状です。
 しかしながらバレンタインデーでは女性は男性にチョコレートを贈ることになっている。これはなぜか。
 それは、チョコレートを贈られた男性は、それを贈り主の女性と一緒に食することを前提としているからだと思うんです。つまり、チョコレートをいただいた男性は、
「ありがとう。じゃあ、今から僕の部屋においで。キリマンジャロのいいのが残ってるんだ」
 とか、
「ありがとう。近くのホテルに、珈琲の美味いカフェが入っているんだ。一緒にどうだい?」
 という台詞を返して、二人でそのチョコレートを摘むことこそが本来の意義だと思うのですよ。摘むのがチョコだけで済むかどうかは知らないけどな。そう考えれば女性が男性にチョコレートを贈るということの意味もわかると思うんです。
 つまりは何を申し上げたいかといいますと。



 いくら義理チョコだからといって◯治のパックチョコをバラして配るのはやめろということです。


 (2004.02.15)

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